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名画 デスクトップ 壁紙は、印象派の画家たちの絵を中心に、世界の名画を壁紙に仕上げています。
絵を大切に考え、最低限必要なもの以外、できる限り無駄な装飾は加えていません。
世界の名画で、あなたのデスクトップを飾ってください。

壁紙をお持ち帰りの際は GuestBook に、感想などを頂ければ幸いです。
モネ 《 アンティーブの朝 》
《 アンティーブの朝 》  1888年 クロード・モネ
Morning at Antibes. / 1888
Claude Monet 1840-1926
穏やかな朝の光・・・ モネらしい一点。
Philadelphia Museum of Art, Philadelphia, PA. USA. 蔵 65.7cm×82.1cm )

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モネ壁紙

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モネファンの方々、お待たせいたしました (^_^;)
いま京都で開かれている 「 フィラデルフィア美術館展 - 印象派と20世紀の美術 - 」 特集の第四弾は、
やっとモネの名作 《 アンティーブの朝 》 をご紹介いたします。

この展覧会でモネの作品は、1874年の 《 ル・アーブルの港 》、1885年の 《 マヌポルト、エトルタ 》
1891年の 《 ポプラ並木 》 ポプラ並木、1918-26年の 《 睡蓮、日本の橋 》、そしてこの《 アンティーブの朝 》 と、
5点が並べて展示されていたのですが、その中でもこの作品がひときわ輝いていて、ぜひ壁紙にしたいと思ったのです。

浮世絵の影響と思える、前景に大きく樹を配し、海を隔てた遠方に朝日に輝くアンティーブの街という構図。
ブルー、ピンク、グリーン、紫・・・ 絶妙に配された色彩は、それ自体が香るように踊っていて、
朝の熱を帯びた空気が徐々に地球に充満してゆくように、ワクワクする期待感を伴って描かれています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この絵は、1883年、モネがとても気に入った土地・ジヴェルニーに移って、
さて何を描くか・・・ そんな模索の時期に描かれています。

僕には、アルジャントゥイユ、ヴェトゥイユ、ポワシー、ジヴェルニーと移り住んだ彼は、
それは単なる転居ではなく、芸術家人生を、彷徨い放浪していたように思えます。
希望と夢に満ちたアルジャントゥイユ、絶望のヴェトゥイユ、暗く氷のようなポワシー・・・
そしてやっと見つけた理想の地・ジヴェルニー・・・

「 この不運でおぞましい土地、ポワシー 」
「 この土地は僕にはまったくあわない 」
最初の妻・カミーユがヴェトゥイユで、貧困のため満足な治療も施せないまま亡くなって、
その頃から同居していたオシュデ夫人のアリス アリスの肖像写真 と新しい生活を始めようと移って来たポワシーも、
彼には暗く、何もインスピレーションを与え得る土地ではなかったのでしょう。
なんとか良い絵を描いて、なんとか認められる絵を描いて、なんとか・・・
あがけばあがくほど深みに嵌まって行くようで、不安は絵から伸びやかさを奪い、さらに深みに・・・
彼はそれを単に土地のせいだとは思わなかったでしょうが、そうでもして転機を得なければどうしようもない、
そんな心境だったのかも知れません。
散々にポワシーの悪口を書き連ね、転居するための援助を、画商のデュラン=リュエル ルノワールによるデュラン=リュエルの肖像 に請うのでした。

そうして彼はジヴェルニーを見つけ、デュラン=リュエルに言います。
「 一度次の土地に落ち着いたら、月のうちの決めた日にしか、パリには出てこないつもりです 」
「 ずいぶん世話をかけることになりますが、一度落ち着いたら、何枚もものにすることができるでしょう 」
「 今度の土地はとても気に入っていますから 」

カミーユが亡くなってどん底の頃に、友人のルノワールは 《 シャルパンティエ夫人と子供たち 》 を
サロンに出品して大成功を収め、肖像画の大家の道を突き進んでいる。
しかしモネはカミーユの死から立ち直れなくて、あれほど野外での制作にこだわった彼が、室内で静物を描くか モネの静物画
野外に出たとしても、氷結したセーヌを暗い色調で描くか・・・セーヌ川の解氷・氷塊 そんなことしか出来ない・・・
心機一転のつもりだったのでしょう、ルノワールを見習って、無理をしてサロン好みの絵を描いて出品してみて、
入選はしたけれど評判は芳しくない・・・《ラヴァクール》
そんな失敗を繰り返していたモネにしてみれば、このジヴェルニーへの転居は、
最後の手段・・・ 最後のチャレンジだったのかも知れませんね。

そして、彼はジヴェルニーに移ってから、まるで別人のように勇躍するのです。

外に・・・ 外に・・・ 外に・・・ モネは外に出ます。
ジヴェルニーの自宅周辺で風景を描き、遊ぶ子どもたちを描き、庭で花を描き・・・
何を描くべきか・・・
彼の芸術は、カミーユが亡くなった前後にすでに定まっていましたから、
あとは彼のインスピレーションを刺激するモチーフ探し。 これだけが問題になっていました。
自宅周辺だけでは飽き足らず、ノルマンディーの海岸に旅したり、地中海の明るい光を求めたり。
彼はこの頃から、積極的に外に出るのです。

この絵は、その頃に描かれています。
場所は地中海に面した街、アンティーブです。

「 ここはどんなに美しいことでしょう! けれどもどんなに描くのが難しいことか! 」
「 やりたいことははっきりしているのに、私はまだ実現することができない 」
「 ピンクや青はとても透明で純潔なので、わずかな誤った筆遣いも泥の汚れのように見せてしまう 」

彼が旅先からアリスに送った手紙には、困難な仕事に立ち向かう姿勢が読み取れて、
落ち込んでいるときの彼にありがちな、弱気なものが姿を消しています。
この攻めの気持ちが、やがて、あの 《 ポプラ並木 》 や 《 積みわら 》、それに 《 ルーアン大聖堂 》 や、
モネのライフワークともなる 《 睡蓮 》 のような 「 連作 」 という、
同じモチーフを時間経過を追って何点もの作品に仕上げてゆく、面白い手法に結びつくのですね。

モネがいつ頃から 「 連作 」 を意識し始めたかは不明ですが、実はこの作品も、他にもうひとつ、
光の加減から午後と思われる時間に、同じアングル、同じ構図で描いたものがあるのです。《サリスから見たアンティーブ》
あのポプラ並木やルーアン大聖堂で結実する、時間の経過による光の微妙な変化を、
その瞬間、瞬間を捉えて、同じアングル、同じ構図で何点も描くという手法は、
この旅をしてモチーフ探しをしていた時期に、ベリール島で岩礁を描いたときに試し べリール島の岩礁、そして
「 ここはどんなに美しいことでしょう! けれどもどんなに描くのが難しいことか! 」
と言わせたこのアンティーブでの出来事が、彼に期せずして編み出させた手法だったのかもしれませんね。
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2007 京都市美術館 フィラデルフィア美術館展 - 印象派と20世紀の美術 - 特集壁紙
ホアキン・ソローリャ 《 幼い両生類たち
アンリ・ルソー 《 陽気な道化たち
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《 アリーヌ・シャリゴの肖像 ( ルノワール夫人 )
クロード・モネ 《 アンティーブの朝
エドガー・ドガ 《 室 内
カミーユ・ピサロ 《 夏景色、エラニー
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フィラデルフィア美術館展に出展されていて、壁紙として、過去に既出だったもの
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《 ルグラン嬢の肖像
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GoogleAdSense という広告システムをつけてみました。
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MoMAstores s 美術館に行けば、ミュージアム・ショップに立ち寄るのも楽しみのひとつです。
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